2010年5月13日木曜日

心に響いたこと



山元加津子さん(かっこちゃん)という
石川県で養護学校の先生をしている方が書いた本を
ある日だんなさんが読ませてくれました。

ちょうどその少し前に
かっこちゃんのドキュメンタリー映画のことについて
縁のある方から教えて頂いた矢先で
ぐぐっと心が動きました。

かっこちゃんは
「存在する意味のない人など ひとりもいない」ということを
世界中の人々が当たり前に知っている世の中になってほしい
という願いを持って亡くなった 一人の生徒さんが残したメッセージを
より多くのひとに伝えたいと願っているそうです。


そのかっこちゃんのお友達(宮ぷー)が
脳幹の出血により植物状態になりました。

植物状態から 宮ぷーが意識を取り戻し
一日一日を大切に生きていることでかっこちゃんが感じる
メッセージが込められた日記を配信しています。

毎日この日記を読んでいて
教えてもらうことがたくさんあります。
価値観は違っても
真理はひとつなので
共感できることがたくさんあります。


この日の日記は
私のこころに響いて
かっこちゃんがいつも言っている「たくさんのひとに知ってもらいたい」
という願いに少しでもお役に立てたらと思い
今日はこのメイルマガジンの ある一日の日記を載せたいと思います。



第274号 宮ぷー こころの架橋ぷろじぇくと  
2010年5月8日現在 参加者人数2534人
「5/8 昨日の宮ぷー」      
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昨日、宮ぷーとも青虫とさなぎの話をしていたのです。青虫は、
今に蝶になって空を
飛ぶということを知っているかどうかはわからない。
深いところでは知っていると思
うけど、私にはわからない。でも、
今青虫が何をすべきか知っていて、体から糸を出
して、さなぎになったときに、体をしばって固定をするよね。今、
何をすべきかとい
うことを知っている。

「ねえ、宮ぷー、このあいだ、右手の指を私がまげたときに、
宮ぷーは痛くて、痛
いよおってつらそうだった。今はどうかな?」
宮ぷーは痛くないと首を振りました。
ああよかった。「そうだよね。あの“いたいいたい”
と言った日は本当に痛かったか
ら、宮ぷーは顔をしかめていたけど、あの日、
宮ぷーが我慢をしてくれたから、指が
やわらかくなって、今が痛くないんだものね」そうなのです。
手をお湯であたためて
も、クリームを塗ってマッサージしてから、
手の曲げ伸ばしをしても、やっぱり、固
くなっているところをほぐすときは痛みがともないます。でも、
それをしないと、そ
れ以上には柔らかくならず、固くなっていきます。だから、
宮ぷーにはどうしても我
慢してもらわないといけないのです。

「このあいだから、宮ぷーとグーパーの練習をしてるでしょう? ずいぶん上手に
なった。そして、力も少しついてきたよね。ほら、スプーン(
柔らかいスチロールで
スプーンの柄を太くしたもの)も少しなら握れるよ。
私は宮ぷーが、今に絶対に自分
でスプーンを握って自分でカレーライスを口に運んで食べることが
できると思って
る。その未来が来ることを知ってるよ。もし、
その未来を信じなかったら、手がある
ていど固まらなかったらいいって思っちゃう。
痛いのを見るのは嫌だもの。でも、宮
ぷーの夢は前のままの宮ぷーになること。だったら、
ひとつひとつのことができるよ
うに、そのために何をしなくちゃならないか、一緒に考えよう。

青虫が今、することを知っているように、私たちも、一緒に今、
何をすべきか考えよ
う。グーパーをして、手の力をつける。そしてその前に、
やっぱり手をやわらかくし
よう。今日は左手の指を曲げるとき痛かったんだよね。左指、
この前までは痛くな
かったけど、今は痛い。痛いのはつらいけど、私はうれしいよ。
わあ、痛くなったん
だあって喜んじゃうよ。そして、痛いけど、がんばろう。
宮ぷーは右手だけ動けばい
い? そうだよね。そうじゃないもんね。左手も動き出したときに、
固かったら、で
きないよ。ね、宮ぷー。宮ぷーが倒れてしばらくしたとき、
初めてね、目がぱちんと
閉じられるようになった。でも、
開けることは長い間難しかったよ。そして、さあ閉
じてというときに閉じたり開けたりは本当に難しかったよね。
でも、今はどう? 
ほら、自由にできるよ。だから、動かせば、
動くように必ずなるよね。一回一回積み
重ねていけばなる。
今は左手の親指と人差し指が少しだけど動くもの。必ず動くよう
になるよ」

そんなふうに、私、宮ぷーの枕元で、
顔をのぞき込んでよく話をするよ。リハビリ
は本当につらい。でも、なぜいま、つらくても、
しなければならないか、するべきか
ということを納得できたら、
その痛みやつらさに意味を見いだすことができるもの。
だから、一緒に考えるのだ。一緒に、いっぱい話をするのだ。
そしてね、宮ぷーはう
れしいことを言ってくれました。納得してリハビリすると、
なんでこんなことしなく
ちゃならないのだろうと思ったときの、
痛みは同じでも半分に感じられる。我慢がで
きるよって言ってくれたのです。

今日足のリハビリをしていたら、宮ぷーが首を振って、
レッツチャットを入力した
そうでした。なあに?と聞くと、「これってげんじつか?」
と聞きました。宮ぷーは
これまでも、夢か現実だろうかとよく私に言いました。
そんなときは、リハビリを中
断しても宮ぷーとお話しをするようにしています。「何のこと?
倒れたこと?」宮
ぷーはそうだと言いました。「ねえ、宮ぷー、私は宮ぷーが、
こんなに上手に気持ち
を伝えられるようになったことが夢だったらどうしようと思うよ」
と言いました。
「ねえ、宮ぷー。不幸だったり、不運だと思うことと、
幸運だったなあということと
どっちが多いか数えてみようか」

「宮ぷー、不運だったことは何?」「たおれたこと」
一番にそう言いました。「幸運
だったことは?」宮ぷーはうれしいことに「かっこちゃんがいる」
と言ってくれまし
た。わあ、本当にそう思う?と言うと、うんと言ってくれて、
私はすごくうれしかっ
たです。じゃあ、まだ不運だったことはある? 宮ぷーは「よつばがいない」と言い
ました。でもすぐに「いっこちゃんとよつばいれてこううん」
とも言いました。フレ
ンチブルドッグの四つ葉を宮ぷーは本当に愛しています。
大好きで、大切。宮ぷーは
四つ葉とひとりと一匹で暮らしていました。宮ぷーが倒れたとき、
妹さんの恭子ちゃ
んは、赤ちゃんが生まれたばかりで、
宮ぷーや入院しておられるお母さんのところへ
も行かなくちゃならなくて、
とても四つ葉をお散歩に連れて行ったりすることは難し
かったのです。それで、
四つ葉をどうしようということになったときに、私の妹とご
主人がめんどうをみてくれることになったのです。「
本当によかったね。そうだよ、
幸運だった」

それから? 宮ぷーは「くるまいすはこううん」と言いました。そうだよ。
素敵な車
いすを作ってもらって幸運だったね。「
このへやにいれるのはこううん」「そうだよ
ね。MRSAの菌があったりして、個室になったのだけど、
だからこそ、レッツチャッ
トの声を聴きながら入力できたり、私もリハビリができたりして、
幸運だったね」
「ふうんは・・・」と宮ぷーは考えて,
首をひねってしばらくして「ふうんはたべれ
ないこと」と言いました。「でも、
今に必ず食べることができるよ」と言うと、「み
んながいてくれてこううん」と言いました。「みんなってだあれ?
」と聞くと「にっ
きよんでくれてるみんな」そうだよ、すごい幸運だよ。

数えているうちに、不運と宮ぷーが言ったのは、
倒れたことと四つ葉のことと、ごは
んのことの三つで、右手の指を三つ折ったのだけど、幸運は、
いっぱいあって、左手
の指を5本折って、それをひらいて、
10本になってももっともっとありました。
「宮ぷー、すごいよ。不運は三つなのに、幸運は数えきれないよ。
よかったね。こん
なに幸せな人はいないくらい、いっぱい幸運。
宮ぷーは宝くじにあたったみたいに幸
運だね」幸せを数えているうちに、
私もとてもうれしくなりました。いいこといっぱ
いだね。そうだよ、
幸せはいつもいつも数えてみたらいっぱいあるよね。今日は、
座って首を持ち上げるのがすごく上手で5回連続できたのです。
ほんのちょっと前は
1回でもすごく大変そうだったよね。わあ、またしても幸運だね。
本当に幸運だらけ
です。

かつこ

2 件のコメント:

エマぷー さんのコメント...

メルマガ登録したよ!
1/4の奇跡をこのあいだ見ようと思ってまにあわなくて(てんつくまんって知ってる?)、今度必ずみたいなと思ってるの。

kokage さんのコメント...

エマぷー◎


メッセージありがとう!
私もいつか 映画見たいんだ。

私が出会った人は
かっこちゃんが映画で言っていることは
ヴィパッサナーで言ってることと
同じだって言ってたの。

てんつくまんて人のことは
ニセコの整体師さんから聞いたことあったよ。

報告が遅くなったけど
石垣島 良い旅になったよ。
ありがとう:)