もともとはパンを食べるのはあまり好きじゃありませんでした
胃がカサカサになったり 重ーくなって
食べた後に辛かったんです
小さい頃って パンと牛乳 みたいなイメージもあったけど
牛乳も飲めなかったし バターも苦手で
パンの魅力ってよくわからなかった
きっとイーストを使ったパンが
私の体には合わなかったんだと思います
お友達にパンづくりの楽しさを教えてもらっても
すぐに取りかかったわけではありませんでした
ただ 何かを作るのは好きだったので
どちらかというと
物作り であることと
生き物を育てる ということに楽しみを見いだし
パンを焼き始めたんだと思います
始めの頃は おいしいパンの生地の味なんてよく知りませんから
自分の好きなものを生地に混ぜて作るパンが好きでした
食材の組み合わせによって
いくらでもバリエーションが膨らんでいくパンづくり
お友達と私が楽しんでたのはまさにそこでした
それも充分に楽しみきった頃
定番のおいしさを感じるようになってきました
レーズンとくるみ とか そういうやつです
これはどうだ! こんなのは!と
いつも斬新な組み合わせばかりを求め
これはさすがにちょっと強烈、、、なパンも
強引にたくさん焼いてきたな〜ということに
そんな自分の身勝手さに気づいてしまったのもそんな頃、、、
そしてそんな頃
うちのだんなさんが
注文があって焼いていた全粒粉の食パンを
やたらと褒めてくれることに気づきました
自分でも パンの生地の味をちゃんと味わってみようと
意識し始めたのはその頃かもしれません(遅!)
それから なんにも入れない プレーンなパンを
自分でおいしいと思うようになりました
気分によっては 何も入ってない方がいいときもあったりします
ramacipanの食パンやカンパーニュを喜んで下さる方々は
きっとそういう気持ちなんだな〜っていうことも
なんとなくわかってきたのでした
遅くなりましたが
今日も大好きなあの人へ
なんにも入れないカンパーニュを焼きました
くるみパンを焼きました
ほんのりと香るライ麦が発酵した香りがおいしいです
かぼちゃ かぼちゃの種 ゴールデンサルタナレーズンのパン
なつめやしだけで甘みをつけたあんこを包んだ
なつめあんぱん
生地には玄米水飴を少し入れました
甘いの大好きな私でも
なかなか満足できるあんぱんですよ
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